去年の春のこと。
お花を育てるなら種からだろー!という謎のやる気と固定概念から始まった長い道のりのお話のまとめ。
先に言っちゃいますが、もう種からってそんなに育てたくないなーと思います。笑
種から育てたお花
私が種から育てたお花のラインナップ。
この4つを種から育てました。夏のお花たちです。
育てるぞー!と意気込んで、さあ種まき。
ポットか直播きか問題
根が直根のものは植え替えを嫌うと聞いて、プランターに直播きしたものもあります。
もちろんひまわりやケイトウは、わざわざ植え替えないでも素直にまっすぐ育ってくれる子達なので直播きで良かったなと思います。
ケイトウなんかはこんな感じ。
密植しているところは多少間引きましたが、種を蒔いたそのまま、綺麗に育ってくれています。
植物自体が強いのか、発芽率も良く、途中でだめになることもなく、蒔いたときのイメジ通りでした。
初心者だと水やりの頻度ってわからないし難しいですよね。というか育苗で一番大切なのが水やりの頻度といっても過言じゃないし、なんなら今も迷う。
おまけに種から育てるとまだ植物が小さいからそんなに水っていらないし、土も乾きづらいし。
初めから土がたくさんのところに種まきしてしまうと、自然と水が必要以上に多くなって根腐れの原因になったり、育ちが悪くなってしまう気がします。
少しづつ大きなポットにしていったほうがいい植物もあります。
むしろ多くの植物はその方がいいのかもしれません。
あと、直播きしてしまうと植え替えがほぼできないですよね。
成功した組のひまわりやケイトウのようにまっすぐ伸びていく植物はいいけど、植物って横に枝が伸びていったりすると思います。
そんなときに株姿がまとまらない。
一鉢に一株ならあまり関係ないかもしれませんが、何株も育てていると大変。
こんな感じに。
まさかのVの字型。笑
育ててみないとこの種の植物がどんな感じで成長するのかもわからないし、育てたことない植物を種から育てるって、今思えばかなりチャレンジャーだなって思いますw
サルビアも一見もさもさいい感じですが、よく見ると奥に密集してて手前が少なくなってしまいました。
なぜ苗が売っているのかということ
初心者の私はなぜ苗が売っているのかなんて考えたこともなかった。
ただ種の方が安くたくさん手に入る!としか思わなかったです。
たしかにそれは間違いないし、たくさん必要な方は種から育てた方がコスパも良いのかもしれない。
だけど鉢で育てる場合ってそんなにいらないですよね。種から育てるのも大変ですし。
なにより感じたことは弱いと思います。
サルビアは日光ですぐに焦げちゃいましたし、日々草も何故かなかなか育たず途中で根からダメになったり、秋になってから元気になったり。
育てたことがないから、もともとそうなのかもわからない。
苗はノーブランドでもプロが作られているのでしっかりしてるものが多いし、ブランド苗は品種改良で夏の暑さや蒸れに強いものも多いです。
ホームセンターだと350円くらいでブランド苗も買えますし、種から育てる手間と苗の強さを考えたらもう種から育てようなんて思いません(^_^;)
ただひとつ言うなれば、種から育てて花が咲いた瞬間はこれとない嬉しさや感動があります。
まとめ
初心者が種からお花を育てたら、大変だった。笑
- まっすぐに育つ植物は種からでも簡単(?)
- その他は小さい育苗ポットから育てるのがおすすめ
- たくさんほしいなら種から
- 種から×初心者=弱く育ちやすいような気がする
- 種から育て花が咲いたときはとても嬉しい
一応は育てられましたが、初心者の方はまず苗を購入して育ててみるのをおすすめします!
まずは苗から育ててみて、その植物がどんなふうに成長するのか、どんな形になるのか、暑さや寒さには強いのか?特性を理解することをおすすめします。品種によって違いもあるので。。
ブランド苗はとくに品種改良されて、成長しやすく強いものも多いのでおすすめです!
強いものから育てればすぐに枯らす確率も少なくなるでしょうし、もりもり育つので自信もついて楽しいです♡
育てるのも精一杯なのに、病害中が出てしまったりするとさらにてんやわんやになってしまうので。。
ミニひまわりはお水あげてれば育つのでおすすめです。
コンパクトでかわいい♡
ぜひぜひご参考に!